電子署名
契約書、納品書、引き渡し書などを、生成元のレコードからそのまま署名依頼できます。印刷もスキャンも不要です。署名者はそれぞれ専用のリンクを受け取り、スマートフォンやパソコンで署名します。全員の署名が揃うと、末尾に監査ページの付いた署名済み PDF が Lark に届きます。テンプレートが文書を添付ファイルフィールドに保存する設定であれば、署名済み PDF もそこに保存されます。
はじめる前に
Section titled “はじめる前に”- 電子署名は Free を含むすべてのプランで使えます。自動化から送信するには、その自動化と同じく Business シートまたは Pro が必要です。
- 署名欄のあるテンプレート(下記参照)が必要で、送信するときは1 件のレコードずつ生成します。
- 署名欄は Word テンプレートでのみ使えます。Excel や PowerPoint のテンプレートでは使えません。
1. 署名する場所を指定する
Section titled “1. 署名する場所を指定する”署名は画像と同じ仕組みです。Word テンプレートに画像を置き、その代替テキストで誰が署名するかを指定します。
- 署名する場所に任意の画像を挿入します。空白の四角形でも構いません。画像の大きさが署名の大きさになります。
- 右クリックして代替テキストの編集を選び、
{SIGN:Customer}と入力します。Customerは役割で、そこに署名する人を表します。文字・数字・アンダースコアからなる、スペースを含まない名前を使ってください(例:Customer、Supplier、Witness_1)。 - 画像は行内(Word の既定)のままにしてください。浮動配置の画像は置き換えられません。
同じ役割を何度でも使えます(各ページ下部のイニシャルなど)。署名者が入力した氏名と署名日時を出力する、任意のテキストプレースホルダーも 2 つあります。
| プレースホルダー | 出力内容 |
|---|---|
{SIGN_NAME:Customer} |
署名者が入力した氏名 |
{SIGN_DATE:Customer} |
署名日時(例:2026-10-14 15:30) |
{SIGN_DATE:Customer | date:"DD MMM YYYY"} |
同上。通常の date フィルターを使えます |
署名日時はテンプレートのタイムゾーンで表示されます。テンプレートはいつも通りアップロードしてください。テンプレートフィールドに各役割が署名者として表示され、テンプレート一覧では名前の横に署名と表示されます。テンプレートデザイナーでは、署名ブロックがこれをすべて自動で行います。
2. 文書を生成する
Section titled “2. 文書を生成する”1 件のレコードを選んで生成をクリックします。まだ署名されていない場所には ✗ と線の入った黄色い枠が表示されます。署名者が署名するまで目にするのはこの枠です。レコードのデータはこの時点で固定されます。後でレコードが変更されても、署名中の文書は変わりません。
3. 署名を依頼する
Section titled “3. 署名を依頼する”生成された文書の横にある署名を依頼をクリックします。役割ごとに次のどちらかを選びます。
- 同僚:AutomaDoc を使ったことのある社内の人。AutomaDoc ボットから確認して署名ボタン付きのメッセージが届きます。
- 社外の人:氏名を入力します(必要なら、メールアドレスなど自分用のメモも)。AutomaDoc はメールを送りません。リンクをコピーして、お好きな方法で送ってください。
続いて署名の順序を選びます。全員が同時に署名するか、上の順番に一人ずつ署名するかです。後の署名者には前の人が署名するまで「待機中」と表示され、同僚には自分の番が来たときにだけメッセージが届きます。
リンクは送信直後に一度だけ表示されます。AutomaDoc は各リンクのフィンガープリントしか保存しないため、紛失したリンクを再表示することはできません。新しいリンクを発行してください(手順 5)。
4. 署名者に表示される画面
Section titled “4. 署名者に表示される画面”リンクを開くと、どのスマートフォンやパソコンでも使えるページが署名者の言語で表示されます。署名者は文書を読み、指やマウスで署名を手書きするか、氏名を入力して手書き風に描画します。氏名を入力し、同意にチェックを入れて署名するをクリックします。あるいは拒否するをクリックし、必要なら理由を入力します。
依頼は 14 日後に期限切れになります。完了・拒否・取り消し・期限切れになった依頼のリンクは、その状態だけを表示し、文書の内容は表示しません。
5. フォローアップ
Section titled “5. フォローアップ”Base 拡張機能のその他 → 電子署名で、自分が送った文書を確認できます。会社ポータルの管理者は電子署名で社内のすべての依頼を確認できます。各依頼では次の操作ができます。
- 誰が開封・署名したかを、監査証跡とともに確認する
- 同僚にリマインドする(ボットから新しいメッセージ)、または社外の人の新しいリンクを取得する(どちらも古いリンクは無効になります。自動生成のパスワードを使っていた場合は、新しいリンクと一緒に新しいパスワードが発行され、リンクの横に一度だけ表示されます)
- 依頼を取り消す(すべてのリンクが無効になります)
- 現在の PDF または署名済み PDF、**監査証跡(CSV)**をダウンロードする
自動化から署名を依頼する
Section titled “自動化から署名を依頼する”HTTPトリガーは、誰も拡張機能を開かなくても、生成した文書の署名を依頼できます(自動化を参照)。レコード上のどこに何があるかを AutomaDoc に設定します。
- テンプレートタブの自動化による署名依頼で、役割ごとに署名者のフィールドを選びます。ユーザーフィールドは同僚(AutomaDoc ボットが通知)、テキストまたはメールのフィールドは社外の人です。
- 社外の人にはリンクの書き込み先とパスワードの書き込み先(テキストフィールド 2 つ)を選び、署名設定を保存をクリックします。
- 自動化が実行されると、AutomaDoc は社外の署名者それぞれのリンクと自動生成のパスワードをそれらのフィールドに書き込みます。Lark の自動化にメール送信の手順を追加してください。できればパスワードは別のメールで送ります。
レコードを閲覧できる人は書き込まれた内容も見られるため、署名すべきでない人にはこれらのフィールドを非表示にしてください。電子署名ページで発行した新しいリンクも同じフィールドに、新しいパスワードはパスワードのフィールドに書き込まれるので、自動化が無効なリンクを送ることはありません。
全員が署名したら
Section titled “全員が署名したら”- AutomaDoc ボットから署名済み PDF が届きます。
- PDF の最後には監査ページが付きます。文書名、SHA-256 フィンガープリント、各署名者の氏名・役割・日時・IP アドレスが記載されます。
- テンプレートに添付ファイルフィールドへの保存が設定されていて、プランにその機能が含まれていれば、署名済み PDF がレコードに保存されます(テンプレートの設定に従って追加または置き換え)。
- テンプレートにステータスフィールドがあり、プランにその機能が含まれていれば、
✅ Signed -に続けてファイル名が表示されます。拒否された場合は❌ Signature declined、期限切れの場合は⌛ Signature request expiredと書き込まれます。
誰かが拒否すると、依頼は全員について終了し、ボットが理由をお知らせします。
知っておきたいこと
Section titled “知っておきたいこと”- 署名依頼で生成回数は消費しません。数えられるのは文書を生成した 1 回だけです。
- 1 つの文書について同時に進行できる署名依頼は 1 つだけです。再送するには、進行中の依頼を取り消してください。
- 終了した依頼のファイル(署名済み PDF、署名画像)は 90 日間保存された後に削除されます。監査証跡は残ります。Lark やレコードで受け取った署名済み PDF は保管しておいてください。
- 同僚として選べるのは AutomaDoc を使ったことのある人だけです。それ以外の人(AutomaDoc を使っていない同僚を含む)は社外の人として署名できます。